ブラックでも契約できる携帯会社!滞納しても審査なしの格安SIMはどれ?
当記事では、ブラックでも契約できる携帯会社を紹介するとともに、独自の「ブラックレベル」を設けてどこに申込するべきかを解説しました。
携帯会社のスマホ契約には審査があるので「ブラックだと契約できないかも?」「料金を滞納していて携帯が契約できない」と悩む人も多いのではないでしょうか?
結論、ブラックでも他社滞納があっても携帯やスマホの契約はできます。とはいえ、一口に「ブラック」といっても様々な種類があるため、ご自身のブラック具合に応じて適切なサービスを選ぶことが重要です。
特に携帯業界は独自の審査基準があるので「どんな人ならどのサービスを使えるか?」を知っておかないと大損してしまいます。
当記事を読めば「過去に滞納していて強制解約された」という人から「自己破産して信用情報が厳しい」という人まで、どのサービスに申し込むべきかがわかりますよ!
結論|ブラックでも携帯は契約できる
結論、ブラックでも携帯は契約できます。
なぜなら、世の中にはブラックの人を対象にした「ほぼ審査なし」の携帯サービスがあるからです。
たとえば「誰でもスマホ」は公式HP上で大々的に「ブラックリストでもスマホ契約!!」と表記されており、事情がある人向けのサービスであることがわかります。
とはいえ、そういったサービスは月額料金がやや高めに設定されていたり、スマホの品揃えが悪かったりとデメリットも多いので注意が必要です。
そのため、損をしないためにもまずは携帯やスマホのブラックリストについて解説をします。
携帯の審査は契約審査と分割審査の2種類がある
携帯やスマホの審査には、大きく分けて「契約審査」と「分割審査」の2種類があります。
- 契約審査|乗り換えや新規契約を受付するかどうかの審査
- 分割審査|スマホやiPhoneの分割払いの審査
契約審査に通らなければそもそも申込が受付されないので、電話やネットができません。審査のハードルはそこまで高くなく、基本的には以下の3点を満たせば契約可能です。
- 現時点で他社に未納がない
- 申込しようとするキャリアで過去に即解約を繰り返してない
- 本人確認書類を用意できる(免許証やマイナンバーカードなど)
契約審査は信用情報を見られないので、クレジットカードやローンの滞納があったり、過去に自己破産をしていてもOKです。信用情報が不安な人でも、申込をしてみると意外とあっさり契約できることが多いですよ。
一方で、スマホの分割審査は信用情報を参照します。前述のクレカ滞納や自己破産の履歴もわかってしまうので、信用情報に不安がある場合は「SIMのみ」で申込をしましょう。
スマホの分割審査には10万円以下の審査と10万円以上の審査がある
スマホの分割審査は、さらに細かく「10万円以下の場合」と「10万円以上の場合」で審査基準が変わります。
具体的には、分割総額が10万円以下の場合は信用情報に問題がなければほぼ審査に通りますが、10万円を超えると「年収」など他の要素も重要視されます。
簡単に言えば「10万円以上の分割は厳しく審査しますよ」ということなので、10万円以上の分割に通らない場合は10万円以下のスマホで再度分割の申込をしてみましょう。
最新のiPhone15など、どうしても10万円を超えるスマホが欲しい場合は「乗り換えキャンペーン」を利用することで10万円以下にする方法もありますよ。
金融ブラックや自己破産者には楽天モバイルがおすすめ
もしもあなたが金融ブラックで携帯の分割審査に通らない場合、楽天モバイルの申込がおすすめです。
楽天モバイルは乗り換えキャンペーンが非常にお得で、スマホが大幅に割引されるからです。
分割審査に通らなくても、一括でスマホを購入してしまえばそもそも審査などありません。
楽天モバイルはスマホを多く取り揃えていますし、一括20,700円のReno9 Aや一括32,600円のXperia10 Ⅴなど高性能スマホが破格の値段で買えてしまいます。
クレジットカードやローンの滞納をしていたり、過去3年以内に自己破産していても契約審査は通る可能性が高いので、スマホやiPhoneを安く買える楽天モバイルは非常に狙い目と言えるでしょう。
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ブラックでも携帯が契約できる「誰でもスマホ」
携帯会社で現時点で滞納があって支払えない場合など、どうしても審査に通らないという人は「誰でもスマホ」がおすすめです。
誰でもスマホは公式HP上で「携帯ブラック・他社滞納の人も安心」「クレジットカード不要」「コンビニ払いOK」を大々的に表記しているので、ブラックの最後の砦と言える存在です。
2年縛りや解約金がないので、一時しのぎで契約するのもアリです。今の時代はスマホがないと仕事探しもままならないと思いますので、ぜひ誰でもスマホを上手に活用してください!
携帯会社のブラックリストは3種類
携帯会社のブラックリストには、以下の3種類があります。
- 料金滞納や強制解約などの携帯会社の共有ブラックリスト
- 即解約や虚偽契約などのキャリア単独ブラックリスト
- 分割審査に影響する金融ブラックリスト
携帯業界の「ブラックリスト」とは、何らかの問題があってスマホの契約に影響が出るケースの総称です。
しかし、どのブラックに該当するかで契約すべきサービスが変わります。3種類のブラックリストについて、詳しく解説をします。
料金滞納の携帯会社の共有ブラックリスト
現時点で料金滞納がある場合は、携帯会社間で共通のブラックリストに入れられてしまいます。(携帯ブラック)
このブラックリストに入っている場合、一般的な携帯会社ではほぼ新規契約や乗り換えができません。
携帯業界には未払いや滞納がある人の情報を交換する「TCA」という機関があり、申込時に携帯会社が参照をするからです。
たとえば、ドコモで滞納がある人はauやソフトバンクでは契約ができませんし、ワイモバイルやUQ モバイル、楽天モバイルなどでも同様です。
TCAは大手キャリアをはじめ、MVNOや格安SIMを含めてほとんどのサービスが加盟をしています。そのため、現時点で未払い料金がある場合は支払いをしてから申込をしましょう。
とはいえ、IIJmioや誰でもモバイルなど一部のサービスはTCAに加盟していません。どうしても未払金を支払えない場合、だれでもモバイルなどの審査なしサービスに申込をすれば携帯が契約できますよ。
即解約や虚偽契約などのキャリア単独ブラックリスト
「キャリア単独ブラックリスト」とは、そのキャリア限定でブラックリストに入れることです。
即解約や虚偽契約・過去の滞納・強制解約履歴があると「キャリアブラック」に認定され、審査に通らなくなる可能性があります。
たとえば、ドコモで何度も即解約をすると「ドコモの単独ブラック」に入ってしまい、次回の契約で審査落ちしたり預託金を数万円取られたりします。
前述の「携帯ブラック」と異なるのは、キャリア間で共有はされないことです。たとえばドコモで強制解約されたり即解約を繰り返したとしても、現時点で完済していれば他社には伝わりません。
今は無数に携帯キャリアがあるので、現時点で滞納がないなら他のキャリアで契約すれば契約ができるでしょう。
スマホの分割審査に影響する金融ブラックリスト
スマホの分割審査に影響する「金融ブラック」は、クレジットカードやローン・スマホの分割金を滞納するなど、信用情報に問題があることです。
私たちの信用情報は「CIC」や「JICC」という機関で管理されていて、銀行や消費者金融など多くの加盟店から情報が集められています。
スマホの分割審査ではCICなどの信用情報を参照するので、ローン関係で滞納や事故があった場合はスマホの分割払い審査に悪影響があります。
状況によって大きく変わりますが、金融ブラックの解除目安は「滞納情報は3ヶ月」「自己破産は3年」です。過去の滞納情報も参照されるので、スマホの分割をする場合は支払い関係を綺麗にしておきましょう。
とはいえ、金融ブラックが参照されるのは「スマホの分割購入審査」だけです。金融ブラックの人が新規申込や乗り換えと同時に分割も申込すると契約審査で不利になりかねないので、不安な人はまず「SIMのみ申込」を行い、契約ができたら別途「分割申込」をしましょう。
ブラックレベル別!契約できる携帯会社の選び方
続いて、具体的にどういう状態の人がどのサービスに申込すればいいかを解説します。
携帯業界の「ブラックリスト」は様々なケースが考えられるので、まず以下の4パターンにレベルを分けました。
- ブラックレベル1|過去に携帯料金を滞納したり強制解約された人(ほぼブラックなし)
- ブラックレベル2|携帯の即解約を繰り返した人(キャリアブラック)
- ブラックレベル3|クレジットカード等の料金滞納中または自己破産経験がある人(金融ブラック)
- ブラックレベル4|現時点で携帯料金を滞納中で支払いができない人(携帯ブラック)
それぞれの状況に当てはめて、最適なサービスを申込しましょう。
ブラックレベル1|過去に携帯料金を滞納したり強制解約された人
過去に携帯料金を滞納したり強制解約をされたりした人は、そもそもブラックリストに入っていない可能性が高いです。
携帯業界は過去の滞納には寛容で、現時点で完済できているならほぼ問題なく契約ができます。
強制解約されたキャリアでは「自社ブラック」に入っている可能性もありますが、その点は申込してみないとわからないのでまずは使いたいサービスに申込をしてみましょう。
楽天モバイルやワイモバイルなど、月額料金が安いサービスを利用してくださいね!
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ブラックレベル2|携帯の即解約を繰り返した人
過去に携帯の即解約を繰り返したり、強制解約を何度もされた人は「キャリア独自ブラック」に入っている可能性が高いです。
ブラックに入ったキャリア(即解約したキャリア)では審査に通らないことが多いので、別のキャリアで申込を行いましょう。
ただし、ブラックに入ったキャリアの系列サービスは審査落ちする可能性がある点に注意が必要です。
たとえば「ahamo」はドコモのオンラインサービスなので、ドコモのブラックに入った場合は申込ができません。同様に「ワイモバイル/LINEMO」はソフトバンク、「UQモバイル/povo」はauが直接提供しています。
仮にソフトバンクで即解約をしたなら、ワイモバイルやLINEMOは避けて「楽天モバイル」や「ahamo」に申込するか、IIJmioなどの格安SIMで使いましょう。
ブラックレベル3|クレジットカード等の料金滞納中または自己破産経験がある人
クレジットカードや各種ローンで滞納がある、または直近3年程度で自己破産経験がある人はスマホの分割審査に通らない可能性が高いです。
とはいえ、金融関係の信用情報は分割審査時にしか見られません。SIMのみ契約なら影響はないため、分割さえしなければ基本的に好きなサービスが選べます。
ただし、新規契約や乗り換えと同時にスマホの分割も申込すると「契約審査も落とそう」となるケースがある点に注意が必要です。
一度審査に落とされると、その情報がしばらく残ってしまいます。スマホを安く手に入れたい場合、ワイモバイルの1円スマホを活用するなど分割に頼らずに契約をしましょう。
ブラックレベル4|現時点で携帯料金を滞納中で支払いができない人
現時点でいずれかの携帯会社で滞納がある場合は「携帯ブラック」として各携帯会社に情報が共有されるので、一般的なスマホ契約は審査落ちする可能性が高いです。
最も良いのは未払い料金を完済することですが、とはいえなかなかすぐに支払いできないケースも多いですよね。
そんな時には、TCAに加盟していない「だれでもモバイル」の出番です。だれでもモバイルはそもそも他社の滞納情報を取り扱っておらず、審査なしを公言しているので事情があっても契約できる可能性が非常に高いです。
また、通常の携帯会社で申込をしても(審査には落ちるかもしれませんが)特にリスクはないので、ダメ元で申し込みしてみても良いでしょう。
楽天モバイルなどに申込をしてみて、ダメなら誰でもスマホがおすすめです。
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携帯会社のブラックリストに入っているかどうかの確認方法
最後に、携帯会社のブラックリストに入っているかどうかの確認方法を解説します。
新規申込が最も早くブラックリストを確認できる
ブラックリストは各社で開示される訳ではないので、基本的には携帯会社に申込をしてみるのが最も効率的に確認が行えます。
携帯会社のブラックリストは「他社で滞納があるかないか」程度なので、2~3社申込をしてみて全て審査落ちするようなら「携帯ブラック」の可能性が高いです。
もしも身に覚えがないなら、過去に契約した携帯会社全てに問い合わせて「未納料金はないか?」と確認をしてみましょう。
その際、過去に使っていたものも含めて契約していた電話番号を用意しておくとスムーズです。携帯会社としても未払い料金は払って欲しいので、協力的に確認ができますよ。
不払い情報は携帯各社の専用問い合わせ窓口からブラック確認できる
過去に契約していた携帯会社への問い合わせでどうしても確認できない場合、以下の「不払い情報の専用問い合わせ窓口」へ電話をしてみましょう。
TCA加盟店の問い合わせ先一覧を用意しましたので、確認してみてくださいね。
信用情報はCICやJICCの情報開示請求でブラック確認できる
スマホの分割審査に通らなかった場合、クレジットカードやローンで事故・滞納がある可能性が高いです。
信用情報はどの携帯会社もCICとJICCを参照するので、それぞれのHPで開示請求を行うことで確認が行えます。
まとめ|ブラックでも携帯は契約できる!最後の砦は「誰でもスマホ」
当記事では、ブラックでも契約できる携帯会社について詳しく解説をしました。
結論、ブラックだとしても携帯は契約できます。
とはいえ、どのブラックリストに入っているか次第で申込するべきサービスは違います。
キャリアブラックや金融ブラックなら楽天モバイルなどの月額料金が安いサービスを使うべきですし、携帯会社で滞納中の携帯ブラックなら「誰でもスマホ」を利用しましょう。
当記事を参考に、ぜひあなたに合った携帯会社でスマホを契約してくださいね!