審査なしで契約できる格安SIMを解説！他社滞納中・口座振替の支払いもOK！

当記事では、審査なしで携帯契約できる格安SIMについて詳しく解説をします！

今の時代は携帯やスマホがなければ仕事探しもままなりません。とはいえ「他社滞納中で携帯の契約ができない」「口座振替だと受付できる格安SIMが少ない」とお悩みの人も多いのではないでしょうか？

そこで、当記事では審査なしで携帯の契約ができる格安SIMを3社、そして審査はあるものの口座振替で申込ができる格安SIM15社をまとめました。

審査なしで契約できる格安SIMと、審査はあるものの口座振替ができる格安SIMは別ジャンルと考えた方が良いです。

携帯会社で滞納中の人は「携帯ブラック」と呼ばれ、一般的な格安SIMやスマホキャリアでは審査に通りません。その場合は「審査なし」の格安SIMに申込が必要です。

一方で、クレジットカードの滞納や自己破産など、携帯の滞納はないものの信用情報に傷がついている人は一般的な格安SIM・スマホキャリアの審査に通る可能性が高いです。「審査なし」系の格安SIMは月額料金が割高なので、金融ブラックの人は審査ありで口座振替可能な格安SIM（楽天モバイルやahamo）がおすすめ。

当記事では携帯会社のブラック事情も解説しているので、あなたがどの格安SIMに申込をすればいいかがわかります。ぜひこの記事を参考に、損しない審査なし・口座振替の格安SIMを選んでくださいね！

審査なし格安SIMと審査あり格安SIMの違い

審査なしの格安SIMを選ぶ前に、まずは「審査なし格安SIM」と「審査あり格安SIM」の違いを理解しておきましょう。

携帯業界における申込審査はやや特殊です。クレジットカードが作れなかったりローンが組めなかったりする人は「携帯の審査も通らないんじゃ・・・」と思いがちですが、実はそうではありません。

基本的に、携帯の契約に影響するのは「携帯会社で現在進行形の料金滞納があるかどうか」です。クレジットカードやローンを滞納していても、携帯会社で滞納がなければスマホ契約の審査には通る可能性が高いです。

まずはどんな人が審査なし格安SIMを申込するべきなのか？という点を解説します。

審査なし格安SIMは携帯ブラックでも申込できるが料金がやや割高

審査なし格安は携帯ブラックの人でも申込できますが、その分月額料金がやや割高です。「携帯ブラック」とは具体的に以下のような状況を指します。

こういった状況に当てはまる場合、通常のスマホ契約は審査に通らない可能性が高いです。携帯会社は未納情報を各社で共有しているので「ウチで契約する前に滞納中の料金を払ってね」となるからです。

そのため、他社の携帯会社で料金滞納中の人や過去の滞納料金が払えない人は「審査なし格安SIM」を申込しましょう。

他にも、申込に必要な運転免許証やマイナンバーカードを持っていない人や銀行口座を持っていない人も審査なし格安SIMがおすすめです。

たとえば「誰でもスマホ」は他社滞納OK、さらに本人確認書類は保険証や住民票でも受付してくれます。コンビニ払いで料金を払えるので、銀行口座やクレジットカードもいりませんよ。

審査あり格安SIMは他社で料金滞納があると申込できない

審査ありの格安SIMは、携帯会社で料金を滞納していると審査に落ちる可能性が非常に高いです。

しかし、SIMのみ契約なら信用情報は見ていないので「他社で滞納さえなければ審査に通る可能性が高い」とも言えます。

また、現在滞納中の人でも携帯会社の滞納分さえ支払ってしまえば基本的にOKです。クレジットカードやローンの滞納は影響しないので「カードの支払いができてないけど携帯料金くらいは払える」という人は審査なし格安SIMがおすすめです。

審査なし格安SIMのおすすめは誰でもスマホ

審査なしの格安SIMで最もおすすめなのは「誰でもスマホ」です。

誰でもスマホは公式HPでほぼ審査なしを明記しており、他社滞納がある人や金融ブラックの人でも安心して申込ができます。

また、審査なしの格安SIMの中では月額料金や初期費用が安い点も魅力。以下の審査なし格安SIMの比較表をご覧ください。

サービス名称	月額料金	初期費用	支払方法
誰でもスマホ	1GB：3,278円 5GB：3,980円 20GB：4,980円	2円	・コンビニ払い ・口座振替
誰でもモバイル	1GB：3,300円 5GB：4,500円 20GB：8,700円	0円 （キャンペーン中のみ）	・口座振替のみ
サンシスコン	1GB：3,278円 5GB：3,980円 20GB：4,980円 ※口座振替以外は+1,000円	550円	・コンビニ払い ・口座振替

誰でもスマホと並ぶメジャーなサービスには「誰でもモバイル」「サンシスコン」がありますが、コンビニ払いができなかったり追加料金がかかるなど、細かい条件が多いです。

また、1GB・5GB・20GBのそれぞれの料金で誰でもスマホは最安値であり、初期費用も2円と非常にリーズナブル。

月額料金は安い方が良いので、ブラックOKのサービスを選ぶ場合はまず「誰でもスマホ」を申込するのがおすすめです。

審査ありで口座振替できる格安SIMでおすすめは楽天モバイル

支払い方法に口座振替が利用できる格安SIMの中で、特におすすめなのは楽天モバイル。

その理由は主に以下の3つです。

楽天モバイルは申込に審査がありますが、SIMのみ契約なら基本的には他社滞納がなければ契約ができます。口座振替ができて月額料金が安いので、数あるスマホ通信サービスでも特におすすめですよ！

楽天モバイルはMNOキャリアで回線品質が安定している

楽天モバイルは、自社で通信設備を保有しているMNOキャリアです。

そのため、自社回線を持たない格安SIM事業者に比べて回線品質が安定しているのが楽天モバイルの特徴です。

格安SIMの中には、時間帯や利用上状況によっては通信回線が遅くなる場合がありますが、これは、格安SIM事業者がドコモ・au・ソフトバンクなどの大手キャリアから通信設備を借りて運営されているためです。

特に通勤時間帯や昼休みの時間帯、夜の21時以降などは利用者が増えるため、格安SIMのの通信速度は遅くなりがち。

しかし、楽天モバイルであれば、料金が安いにも関わらず自社で通信回線を保有しているため、回線品質が下がる可能性が低いのです。

現在キャリアを利用中で料金を安くしても回線品質を落としたくない方や、現在利用中の格安SIMの回線品質に不満がある方は、ぜひ楽天モバイルを検討してみてください。

楽天モバイルは他の口座振替できる格安SIMに比べて料金の無駄がない

月額1,078円から利用可能な点も楽天モバイルの魅力の一つです。

データ容量は3GB～無制限までと幅広く対応しており、データを使う量が少なければ利用料金を低く抑えられます。

	3GBまで	3GB～20GB	20GB～無制限
月額料金	1,078円	2,178円	3,278円

加えて、65歳以上のシニアの方や、家族と一緒に楽天モバイルを使う方は、月額料金の割引や還元が受けられるので、月額1,000円以下でスマホを使うこともできますよ。

さらに、楽天モバイルは専用アプリからの通話で通話料が無料になるのもうれしいポイント。

通信量にあわせて料金を節約したい方や、電話をよく使う方にも楽天モバイルはおすすめです。

目的別！おすすめの口座振替できる格安SIM

次に、口座振替できる格安SIMの中で、目的別におすすめの事業者を紹介します。

順番に解説していくので、気になる箇所をチェックしてみてください。

月額料金重視の人は楽天モバイルがおすすめ

月額料金を抑えつつ、安定した品質の回線を使いたい方は楽天モバイルがおすすめです。

月額1,078円から利用できるほか、お得なプログラムを利用すれば料金を月1,000円以下に抑えることも可能です。

楽天モバイルの基本情報
口座振替の手続き方法	オンライン
スマホ代金の口座振替	不可
月額料金	3GBまで：1,078円 3~20GB：2,178円 20GB～無制限：3,278円
キャンペーン	SIMのみ乗り換えで14,000ポイント還元 対象iPhone購入で20,000円値引き 家族割利用で毎月110円引き 年齢に応じて最大440ポイント還元

シニア割や家族割を利用すれば、月々の料金を800～900円台に収めることも可能です。

ただし、データをたくさん使いたいけれど30GB程度あれば良いという場合はahamoの方がお得になります。

データをたくさん使いたい方は、これまでの使用量を振り返って楽天モバイルとahamoで検討してみるのがいいでしょう。

ahamoについては以下の項目で詳しく解説するので、あわせてチェックしてみてください。

スマホの分割も口座振替したい人はワイモバイルがおすすめ

スマホ端末の分割払いも口座振替で支払いたいという方には、ワイモバイルかUQモバイルがおすすめです。

	ワイモバイルの基本情報	UQモバイルの基本情報
口座振替の手続き方法	オンライン 郵送 ワイモバイルショップ 電話	オンライン
スマホ代金の口座振替	可	可
月額料金	4GB：2,365円 20GB：4,015円 30GB：5,115円	1GB：2,277円 15GB：3465円 20GB：3,278円※通話無料込
キャンペーン	特価1円端末あり moto g64y 5G　一括1円 iPhone14 実質24円 家族割引利用で2台目以降毎月1,100円引き	Google　Pixel8が7,700円値引き 乗り換えで最大20,000円相当ポイント還元 arrows we2　実質47円

スマホの分割払いを口座振替で支払えるだけでなく、乗り換えで端末代金が安くなるのもワイモバイルとUQモバイルの特徴です。

ただし、利用料金はやや高め。

ワイモバイルやUQモバイルを契約する際は、家族割やおうち割を利用できないか検討するのがおすすめです。

なお、ワイモバイルはソフトバンク、UQモバイルはauのサブブランドです。

ソフトバンクからワイモバイルへの乗り換えや、auからUQモバイルへの乗り換えの場合は、キャンペーンの対象とならないことが多いので、現在ソフトバンクやauを利用している方は留意してください。

通信品質重視で口座振替できるのはahamo

高品質な回線で毎月データをたくさん使いたい方には、ahamoがおすすめです。

ahamoの基本情報
口座振替の手続き方法	オンライン
スマホ代金の口座振替	可
月額料金	30GB：2,970円 110GB：4,950円
キャンペーン	他社からの乗り換えで対象機種が最大33,000円引き SIMのみ乗り換えで20,000円相当ポイント還元

ahamoはドコモのサブブランド。

ドコモと同じ通信回線を使えるので、低価格ながら回線の品質は申し分ありません。

また、ahamoは基本料金に5分以内の国内通話無料が付帯しているので、日常的に短時間の電話を利用する人にもおすすめですよ。

さらに、ahamoは2024年10月1日から、月間利用可能データ量が20GBから30GBに増量されました。

毎月20GBは超えるけれど30GBまでは行かないという場合は、ahamoが一番お得になるので、データをたくさん使うという方におすすめできる格安SIMです。

ブラック向け！審査なしで口座振替できる誰でもスマホ

大手キャリアや他の格安SIMの審査になかなか通らないという方におすすめなのは、誰でもスマホです。

誰でもスマホの基本情報
口座振替の手続き方法	オンライン 店舗
スマホ代金の口座振替	可
月額料金	1GB：3,278円 3GB：3,580円 5GB：3,980円 7GB：4,380円 10GB：4,680円 20GB：4,980円 25GB：5,580円 50GB：6,980円
キャンペーン	iPhone7が988円で購入可能

通信料金の滞納や未納、クレジットカードの未払いでブラックリスト入りしているなど、通信事業者の審査に通らない理由は様々です。

どうしても審査に通らない方や、審査を回避したい方は、審査なしで契約できる格安SIM、誰でもスマホに申し込んでみると良いでしょう。

支払い方法は、口座振替・銀行振込・コンビニ支払いから選べるので、クレジットカードがなくても問題ありません。

基本料金に国内通話かけ放題も含まれているので、他社の審査に通らないけれど、できるだけ安く生活に必要不可欠な通信端末を手に入れたいという方におすすめですよ。

口座振替可能な格安SIM事業者の一覧

以下では、ここまで紹介した事業者を含めて、口座振替可能な格安SIMの事業者を一覧で紹介します。

サービス名称	月額料金	月間データ量	スマホの分割
楽天モバイル	1,078円～	3GB～無制限	×
ワイモバイル	2,365円～	4GB～30GB	〇
UQモバイル	2,277円～	1GB～20GB	〇
ahamo	2,970円～	20GB～100GB	〇
サンシスコン	3,278円～	1GB～50GB	〇
LINEMO	990円～	3GB～30GB	端末の取り扱い無し
irumo ※旧OCNモバイルone	2,167円～	3GB～9GB	〇
povo ※ペイディ利用	0円～ ※選択オプションにより異なる	選択オプションにより異なる	端末の取り扱い無し
Biglobeモバイル ※データ専用SIMのみ	990円～	3GB～30GB	×
誰でもモバイル	1,990円～	3GB～30GB	×
J:COMモバイル ※J:com利用者のみ	1,078円～	1GB～20GB	〇
QTモバイル ※BBIQを口座振替で利用中のみ	1,100円～	2GB～30GB	公式サイトに記載無し
mineo ※eo光ネットを口座振替で 利用中の方のみ	1,298円～	1GB～20GB	公式サイトに記載無し
トーンモバイル ※店舗申し込みのみ	1GB～20GB	動画視聴以外無制限	×
LIBMO ※TNCまたは＠T COM利用者のみ	891円～	3GB～30GB	公式サイトに記載無し

口座振替可能な格安SIMの中には、他サービスの利用を条件としているものもあります。

検討する際は、現在のサービス利用状況と合わせて確認してみるのがおすすめです。

デビットカード/コンビニ払いで支払いできる格安SIM

次に、口座振替以外の支払い方法も検討しているという方向けに、上の項目で紹介した格安SIMの中から、デビットカードやコンビニ払いで支払いできる格安SIMを紹介します。

デビットカードが使える格安SIM	楽天モバイル ワイモバイル UQモバイル LINEMO ahamo LINEMO irumo mineo
コンビニ払いが使える格安SIM	サンシスコン povo※ペイディ利用

なお、デビットカードが利用可能な事業者でも、デビットカードの種類を限定している場合があります。

デビットカードでの支払いを検討している場合は、事前に持っているデビットカードが支払いに使えるかを確認しておくと良いでしょう。

格安SIMの口座振替で必要なもの

ここからは、格安SIMに口座振替で申し込む際に必要なものを解説します。

事業者によって必要なものは異なりますが、以下の書類は用意しておくと良いでしょう

上記のほか、家族割引を利用する際は家族関係を証明する書類、未成年名義で契約する場合は親権者と本人の確認書類が必要になる場合があります。

詳しい必要書類や、口座引き落としの対象となる金融機関の情報などは、各事業者のWebサイトに記載されています。

審査なしで携帯契約できる格安SIMに関してよくある質問

最後に、審査なしで携帯契約できる格安SIMに関してよくある質問に回答します。

審査がゆるい格安SIMはありますか？

「誰でもスマホ」や「サンシスコン」が代表的です。

滞納履歴や本人確認書類に厳しくないため、契約しやすいです。

SIMカードだけ契約するときは審査が必要ですか？

はい、各キャリア・格安SIMは契約時に必ず審査があります。

SIMのみの契約では端末の分割払い審査はないので、金融ブラックでも他社含めて滞納がなければ、比較的通りやすいですね。

LINEMOの審査は甘いですか？

LINEMOはソフトバンクとほぼ同じ審査基準と考えられますが、端末とのセット販売はなくSIMのみ契約です。

他社の滞納やソフトバンク・ワイモバイルでブラックリスト入りしていなければ、問題なくに契約できるでしょう。

POVOの審査に落ちた理由は何ですか？

他社での料金滞納がある場合や、信用情報に問題がある場合、POVOの審査に落ちることがあります。

格安SIMは滞納していても契約できますか？

他社の滞納がある場合、「誰でもスマホ」や「サンシスコン」のような審査なし格安SIMがおすすめです。

楽天モバイルの審査に落ちた理由は滞納ですか？

楽天モバイルの場合、他社滞納が理由で審査に落ちることが多いです。

滞納中のキャリア・格安SIMの支払いを完了させ、1日待って再申し込みしましょう。

携帯の審査に通らない場合、どうしたらいいですか？

「審査なし」の格安SIMを検討するか、滞納の解消を最優先に行うことをおすすめします。

また、プリペイドSIMを活用する方法もあります。

まとめ｜審査なし格安SIMでおすすめは誰でもスマホ

当記事では、審査なし格安SIMと口座振替が利用可能な格安SIMについて解説しました。

結論、審査なし格安SIMのおすすめは「コンビニ払いOK」「免許証・マイナンバーカード不要」の誰でもスマホです。

また、審査ありで口座振替ができる格安SIMは楽天モバイルがおすすめです。

そのほか、以下に今回紹介した目的別のおすすめ格安SIMをまとめます。

支払い方法を口座振替に限定しても、格安SIMには様々な選択肢があります。

データ使用を抑えれば、口座振替可能な格安SIMに絞って選んでも月額1,000円以下でスマホを持つことが可能です。

この記事を参考に、ぜひお得な格安SIMに乗り換えを検討してみてください。