この記事では、楽天モバイルでたまに噂される「審査なし」「審査が緩い」は本当なのかと、具体的な審査内容やどんな人が落ちやすいのか詳しく解説します。
これまでスマホの乗り換えで審査落ちした経験がある人は、「楽天モバイルに乗り換えたいけど審査受かるか不安」と感じるのではないでしょうか。
結論、楽天モバイルに申し込む時は審査が行われ、過去に使ったスマホの契約状況や現在の経済状況によっては、審査落ちの可能性があります。
とはいえ、他社滞納がなく金融ブラックでなければ、そうそう審査落ちの心配はありません。
大まかにどんな審査が行われるのか把握しておけば審査に受かりやすくなるので、審査が不安な人は本記事で審査内容をチェックしてくださいね!
- 新規契約・乗り換え時は「契約審査(回線審査)」がある
▶︎他社滞納がなければほぼ受かる
▶︎他社滞納があるとほぼ審査なしで落ちる
▶︎他社滞納料金を支払った翌日から通常通り審査が受けられる - 機種大を分割払いにする時に「分割審査」がある
▶︎SIMのみ契約なら分割審査はない
▶︎金融ブラックでなければ高確率で受かる
▶︎機種代が10万円未満の機種は若干緩い
ちなみに、いま楽天モバイルへの乗り換えると、三木谷キャンペーンの14,000ポイントやマジ得フェスティバルの最大30,000ポイント還元があります。
審査に不安を感じている人も、申し込み自体は10分かからず終わるので、試しに申し込んでみることをおすすめします。
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ダメ元で申し込むことに抵抗がある人は、本記事の解説をチェックして、楽天モバイルの審査に詳しくなってから申し込みを検討してくださいね!
楽天モバイルの「審査なし」は嘘!「契約審査(回線審査)」と「分割審査」がある
冒頭でお伝えした通り、楽天モバイルに申込む際は必ず審査が行われます。
具体的には、回線契約して問題ないか確認する「契約審査(回線審査)」と、機種代を分割払いできるか確認する「分割審査」です。
それぞれどんな審査なのか詳しく見ていきましょう。
- 楽天モバイルの審査は「契約審査」と「分割審査」の2種類
- 他社滞納がなければ契約審査はほぼ受かる
- 他キャリアのブラックリスト入りしていても楽天モバイルの審査は受けられる
- 分割購入の審査は金融ブラックでなければ受かる可能性大
- 楽天モバイルは別に審査が緩いわけではない
楽天モバイルの審査は「契約審査」と「分割審査」の2種類
楽天モバイルに申込む際は、下記2種類に審査が行われます。
- 契約審査(回線審査)
※法律にしたがい本人確認 & 契約後にちゃんと使ってくれるかを審査
▶︎他キャリアに未払い料金はないか?
▶︎申し込み内容に虚偽申告がないか?
▶︎本人確認書類に不備がないか?
▶︎過去に不正契約(未払い・通信しない即解約・即解約の連続)の形跡はないか? - 分割審査
※機種代金を分割払いにして問題ないか支払い能力を審査
▶︎CICの信用情報に事故情報(大幅な滞納・未納料金)はないか?
▶︎割賦販売法に基づいた支払可能見込み額以内の分割払いか?
契約審査は楽天モバイルに新規契約・乗り換えで申し込む際に、必ず実施される審査です。
とはいえ、他キャリアに未納料金がなければほぼ受かる審査なので、契約審査に不安を感じる必要はありません。
一方で、「分割審査」は機種代を分割払いにする場合のみ行われる審査です。
10万円超え機種の分割審査は落ちるケースがありますが、楽天モバイルは10万円未満の機種が多いため、クレカやローン支払いが遅れている人でなければ受かると思っていいでしょう。
もちろん、楽天モバイルにSIMのみ契約で申し込む人や機種代を一括払いにする人には、分割審査はありません。
他社滞納がなければ契約審査はほぼ受かる
先述の通り楽天モバイルの契約審査は、他社に滞納中の料金がなければ高確率で受かる審査です。
契約審査に落ちる人には、主に下記のような原因があります。
- 名前や住所など入力内容の誤り
- 免許証など本人確認書類の住所が古い・未更新
- 本人確認書類の汚れ・破損・画像不鮮明で読めない
- 過去に楽天モバイルで不正契約判定されることをやらかしている
- 本人名義で他キャリア・格安SIMの未納料金がある
ちなみに、楽天モバイルをはじめ各キャリア・格安SIM事業者は、TCA(電気通信事業者協会)やTELESA(テレコムサービス協会)に加盟し、加盟事業者間で未払い情報を共有しています。
他キャリアで未払い料金を放置している人は、自社でも支払いをしなくなる恐れがあるため、他者に未納料金があるとほぼ審査に受かりません。
正直なところ、ドコモショップで受付していた体感では、契約審査に落ちる人の9割以上が、他キャリアに未納料金があることが原因です。
裏を返すと、他社の滞納をしていない人は、ほぼほぼ契約審査に受かると考えて全く問題ないでしょう。
他キャリアのブラックリスト入りしていても楽天モバイルの審査は受けられる
先ほど各キャリアは未納者の情報を共有しているとお伝えしましたが、それに加えて各キャリア独自のブラックリストも保有しています。
ブラックリストの内容や条件は非公開ですが、下記のような人はブラックリスト入りする可能性があるとされています。
- 通信の実績なく即解約
- 頻繁に機種購入後に解約を繰り返す
仮にauのブラックリストに入ったとすると、今後auに申し込んでも即審査落ちしてしまいます。
しかし、各キャリア独自のブラックリストは他キャリアに共有されていません。
そのため、ドコモ・au・ソフトバンクでうっかりブラックリスト入りする使い方をしてしまっても、楽天モバイルへの申し込みには全く影響なしです。
「未納はないはずなのに大手3キャリアは契約できなかった…。」
という人も、楽天モバイルでブラックリスト入りしていなければ、問題なく審査に通る可能性があります。
まずは、気軽に申し込んでみましょう。
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分割購入の審査は金融ブラックでなければ受かる可能性大
楽天モバイルに申込む時にスマホを分割払いにする人は、契約審査とは別枠で「分割審査」も行われます。
分割審査は割賦(かっぷ)販売法に基づいて、分割払いで買い物をするときに絶対に行われる審査です。
具体的には、指定信用情報機関の「株式会社CIC」が管理している信用情報をもとに、支払い能力に問題ないかがチェックされます。
- CICの情報を元に支払いに問題ないかチェック
- 他の分割払いやローン・クレジットカードの事故情報(大幅な滞納・未納)がなければOK
- 自己破産などの登録がなければOK
- 収入や債務状況などから算出される「支払可能見込額」を上回らなければOK
- 10万円未満のスマホは支払見込額の調査不要で審査可能
簡単に言ってしまえば、過去に未払いや自己破産など「金融ブラック」の人以外は、問題なく受かる審査と考えて問題ありません。
さらに、10万円未満のスマホは支払見込額の調査が不要になるので、10万円以上のスマホを買う場合より少し審査が緩くなります。
楽天モバイルはiPhoneなど一部を除いて10万円未満のお手頃スマホが多いので、金融ブラックの人以外はほぼ受かる審査と考えていいでしょう。
楽天モバイルの審査落ちる人の特徴と審査落ちの原因は?
続いて、楽天モバイルの審査落ちする人の特徴と、どんな原因で審査落ちするのか詳しくみていきましょう。
- 他社滞納があると審査なしですぐ落ちる
- 10万円超える機種を分割払いにしていると審査落ちしやすい
- 過去に楽天モバイルでブラックリスト入りしている
- 審査時間は当日中〜約2週間|「準備中」が長いと審査落ちの可能性あり
他社滞納があると審査なしですぐ落ちる
先述の通り、楽天モバイル申し込み時に他キャリア・格安SIMに未納料金があると、審査なしですぐ落ちます。
具体的な審査フローは非公開ですが、経験則から下記のような流れでチェックされているようです。
- 本人確認書類に読み取れないところがないかチェック
- 氏名・年齢・住所で他キャリアの未納情報がないかチェック
- 転売目的など過去に不正利用の経歴がないかチェック
- 申し込み内容に不備・不自然な点がないかチェック
- 本人確認書類の内容と登録内容に異なる部分がないかチェック
あくまで予想ですが、申し込み完了後に他社の未納情報は速攻で確認されている模様です。
したがって、申し込み完了後すぐに審査NGのメールが届いた場合は、他社に滞納料金がないかチェックしましょう。
10万円超える機種を分割払いにしていると審査落ちしやすい
楽天モバイルに限らず、スマホ本体を分割払いにする場合、10万円を超える機種は審査落ちしやすい傾向にあります。
これは、10万円を超える分割審査では「支払可能見込額」が算出され、厳密に支払能力が審査されるためです。
簡単に言ってしまえば、年収によって分割払いや借入できる総額が決まっていて、10万円超える機種を買う時はこの総額を超えたらNG判定になります。
毎月ギリギリで乗り越えている学生バイトの人や新社会人の人は、この支払可能見込額を超えることが原因で分割審査に落ちてしまいます。
また、高額な買い物をいつも分割払いにしている人も、気づかずに支払可能見込額を超過していることも。
逆にスマホの機種代が10万円未満の場合は支払可能見込額の調査がないので、金融ブラックでなければほぼ分割審査に受かります。
過去に楽天モバイルでブラックリスト入りしている
過去に楽天モバイルの利用経験がある人で、下記のような運用をした経験があると、ブラックリスト入りが原因で審査落ちしている可能性があります。
- 開通後にまったく使わず即解約
- 複数回線を契約してすぐ解約
- 開通後に通信せず即解約
楽天モバイルも他のキャリアと同様に、自社のブラックリストがあります。
明確にブラックリスト入りの条件は明示されていませんが、上記のような使い方をしたことがある人は、ブラックリスト入りしているために契約できない可能性が高いと考えていいでしょう。
該当する人は、ahamoやLINEMOなど他の格安プランのある回線を検討してください。
審査時間は当日中〜約2週間|「準備中」が長いと審査落ちの可能性あり
楽天モバイルの審査にかかる時間は、最短当日中〜長くて2週間程度です。
申し込み後はMy 楽天モバイルの申し込み履歴から状況が確認可能で、審査中は「準備中」の表示になります。
この「準備中」の表示が長引く場合は審査に問題があり、確認作業に時間がかかっている可能性があります。
「準備中」の表示がずっと続くようなら、その後審査に落ちる可能性が高いので、他社未納がないかの確認や、次の次の乗り換え先を検討した方がいいでしょう。
楽天モバイルの審査に受かるには?
続いて、楽天モバイルの審査に受かるためのポイントをお伝えします。
すでに楽天モバイルに申し込んで審査落ちした人も、これから申込予定の人も、下記4つのポイントは押さえておいてください。
- 他社の未納がある人は支払い翌日から受かるようになる
- 他社の未納があっても5年以上前なら申し込む価値あり
- 分割審査は10万円未満の機種を選ぶと受かりやすい
- 金融ブラックの人は一括払い・SIMのみ契約なら審査に受かる可能性あり
他社の未納がある人は支払い翌日から受かるようになる
現在、他社の利用料金に未納がある人は、事前に支払いを終えてから楽天モバイルに申し込みましょう。
- キャリアショップに行って支払い
- オンライン手続きでクレジットカード払い
- オンライン手続きでコンビニ払い用QRコード発行して支払い
未納料金があるキャリアによって支払い方法は異なりますが、主に上記の方法で支払いできます。
支払い後は24時間以内にTCAやTELESAの未納情報が消えるので、その後に楽天モバイルに申し込めば契約審査が受けられるようになります。
他社の未納があっても5年以上前なら申し込む価値あり
ちなみに、TCAやTELESAの未納情報は、原則として当該契約を解除してから5年間有効です。
綺麗さっぱり支払い終えた方がいいでしょうが、ここ5年間に他キャリアに未納がなければ、楽天モバイルの審査は問題なく行われます。
5年以上前に他社未納がある人も、楽天モバイルに乗り換えたくなったら、まず試しに申し込んでみましょう。
分割審査は10万円未満の機種を選ぶと受かりやすい
先述の通り、10万円以上するスマホを分割払いで買おうとすると、分割審査に落ちる場合があります。
逆に10万円未満の機種を選ぶと支払可能見込額の調査がないので、CICに事故情報がなければ、ほぼ分割審査に落ちることはありません。
分割払いの審査に落ちた経験がある人は、10万円未満の機種を選ぶようにしましょう。
- iPhoneSE(第3世代)
- AQUOS R8
- arrows We2 Plus
- Xperia10 VI
- AQUOS wish4
- OPPO Reno11 A
- AQUOS sense8
金融ブラックの人は一括払い・SIMのみ契約なら審査に受かる可能性あり
クレジットカードやローン等の返済遅れがあって金融ブラックの人は、スマホ一括払い・SIMのみ契約で申し込みましょう。
金融ブラックの人は、スマホ機種代を分割払いにすると、ほぼ分割審査に落ちる状態です。
しかし、スマホ料金の他社未納がなければ、楽天モバイルの契約審査は問題なく受かります。
金融ブラックで審査に受からないと思っている人は、一括払い・SIMのみ契約で申し込んでみてください。
楽天モバイルの審査なしに関してよくある質問
最後に、楽天モバイルの審査なしに関するよくある質問に回答します。
- 楽天モバイルの審査は厳しい?甘い?
- 楽天モバイルの契約は他社滞納でもできますか?
- 楽天モバイルの審査は何日くらいかかりますか?
- 楽天モバイルで審査に落ちた場合どうすればいいですか?
- 楽天モバイルの審査が通るか確認する方法は?
- 楽天モバイルの審査に落ちた理由は何ですか?
- 無職でも楽天モバイルは契約できますか?
楽天モバイルの審査は厳しい?甘い?
楽天モバイルの審査は普通です。
契約審査の基準は非公開ですが、他キャリアと同様の審査基準と考えられます。
また、分割審査も法律に則った審査を行うので、これも他キャリアと同様です。
ただし、楽天モバイルはiPhoneがApple Storeより安く買えるため、転売ヤー排除の姿勢を強めています。
過去にiPhoneを買って即解約した経緯がある人には、少し審査が厳しくなるかもしれません。
楽天モバイルの契約は他社滞納でもできますか?
いいえ、他社滞納があると契約審査でほぼ落ちます。
秒で落ちるので、他社滞納料金を支払って1日待ってから申し込みし直しましょう。
楽天モバイルの審査は何日くらいかかりますか?
審査時間は、eSIMをeKYCで本人確認するなら最短当日中、通常SIMやeKYC以外の本人確認は最短2日です。
また、本人確認書類がブレや汚れで読み取りにくい場合や申し込みが混雑する時期は、最大2週間ほど待たされる場合があります。
楽天モバイルで審査に落ちた場合どうすればいいですか?
審査に落ちた場合は、下記の対策をとりましょう。
- 他社の未納がないか確認して支払う
- 分割払いは10万円未満の機種にする
- 他のスマホ等の分割払いを繰り上げ返済して数日待ってから申し込む
- 再申込みの際は本人確認書類を今回よりキレイに撮る
- 楽天モバイルを諦めてahamoやLINEMOなど他回線に申し込む
楽天モバイルの審査が通るか確認する方法は?
明確に審査に通るか確認する方法はありませんが、落ちやすい状態でないかは下記の方法でチェックできます。
- 契約したことのあるキャリア・格安SIMに問い合わせて未納料金がないか確認
- CICに情報開示を求めて金融ブラックでないか確認
- クレカやショッピングローン事業者のWebサイトを参考に、支払可能見込額を上回らないか計算
差し当たり、上記3点を確認していずれも問題なしなら、楽天モバイルの審査は高確率で受かると考えていいでしょう。
とはいえ、審査落ちしても楽天モバイルと契約できないだけで、他にペナルティはありません。
上記の方法では確認を取るのに時間がかかるので、実際に楽天モバイルに申し込んで審査してもらった方が早いですね。
楽天モバイルの審査に落ちた理由は何ですか?
楽天モバイルに限らず、どのキャリアも審査落ちしても理由は教えてくれません。
ただ、審査に落ちた理由は下記のポイントを押さえることである程度予想できます。
- 申し込み完了後に秒で審査落ち:他社未納あり
- 申し込み履歴の「準備中」が長くかかり審査落ち:分割審査落ち
- メールに一括払いなら審査可能と記載:分割審査落ち・金融ブラック
無職でも楽天モバイルは契約できますか?
はい、現在無職の人も楽天モバイルの契約は可能です。
機種代を分割払いにする場合も、10万円未満の機種なら審査に通る可能性があります。
まとめ|楽天モバイルの審査が不安な人もまずは申し込んでみよう!
今回は、楽天モバイルの審査について詳しく解説しました。
楽天モバイルに申し込む際は他キャリアと同じく契約審査と分割審査があります。
- 新規契約・乗り換え時は「契約審査(回線審査)」がある
▶︎他社滞納がなければほぼ受かる
▶︎他社滞納があるとほぼ審査なしで落ちる
▶︎他社滞納料金を支払った翌日から通常通り審査が受けられる - 機種大を分割払いにする時に「分割審査」がある
▶︎SIMのみ契約なら分割審査はない
▶︎金融ブラックでなければ高確率で受かる
▶︎機種代が10万円未満の機種は若干緩い
契約審査は他社滞納がなければ、多くの人は問題なく受かります。
機種代を分割払いにする際も、楽天モバイルは10万円未満の機種が多いため、金融ブラックでなければ受かると考えていいでしょう。
楽天モバイルは10分あれば簡単に申し込み可能です。
三木谷キャンペーンの14,000ポイント還元もあるので、審査に不安を感じている人も、まず申し込んでみましょう!
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