家族でスマホを使うとき、余ったギガを分け合えたら便利です。
povoは基本料0円という珍しい仕組みですが、こうしたシェアには対応しているのでしょうか。
povoは基本料0円

この記事のまとめ
povoに家族でギガをシェアする機能はある?
- データシェア機能は用意されていない
- シェアに対応するトッピングも存在しない
- 1つのアカウントで持てるのは1回線までという構造が理由
シェアする方法はあるのか
- テザリングなら追加料金なしで家族に分けられる
- povo公式も追加料金なしで使えると案内している
- プロモコードを家族に渡す方法もあるが常用はできない
家族で使う場合の注意点
- povo公式サイトに家族割引の案内はない
- 180日ルールを人数分管理する必要がある
- 回線が止まると連絡手段を失う可能性がある
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目次
povoに家族でギガをシェアする機能はない
povo公式のトッピング一覧にシェア対応のものはない
povoには、家族とデータを分け合う機能が用意されていません。
データトッピングはすべて、購入した回線だけで使う前提の商品です。
データトッピングの購入画面

他社にある「データシェアオプション」のような仕組みは存在しないということになります。
auから乗り換えるとデータシェアが廃止される
auではスマートフォンとタブレットでデータを分け合うサービスがあります。
ところがauからpovoにプラン変更すると、このデータシェアは自動的に廃止されます。
auのデータシェア

タブレットでもデータを使いたい場合は、povoをもう1回線契約することになります。
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povoでギガをシェアする方法はテザリングが現実的
テザリングなら追加料金なしで共有できる
シェア機能はありませんが、実用的な代替手段があります。
それがテザリング機能(インターネット共有)です。
iPhoneではインターネット共有という名前でテザリングが提供されている。

povoはテザリングに対応しており、申し込みも追加料金も不要です。
povo2.0では、事前の申し込みや追加料金なしでテザリングを使うことができます。
出典:povo2.0はタブレットでも使える?
iPhoneでテザリング(インターネット共有)を有効にする方法
- 設定アプリを開く
- インターネット共有をタップ
- ほかの人の接続を許可のスイッチを緑色のオンにする
- 接続時に求められるパスワードを設定する(推奨)
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大容量トッピングや使い放題トッピングとの組み合わせが有効
テザリングを活かすには、データトッピングの選び方が重要です。
| トッピング |
価格 |
向いている使い方 |
データ使い放題
(24時間) |
330円 |
旅行や外出時に
家族で共有 |
データ追加30GB
(30日間) |
2,780円 |
日常的に
分け合う |
使い放題トッピングもテザリングが追加料金なしで使えます。
家族で出かける日に24時間使い放題を買えば、330円で全員がデータを使えます。
親のスマホをWi-Fiルーター代わりにする
実際の使い方をイメージしてみましょう。
親のスマホで大容量トッピングを購入し、テザリングをオンにします。
子どものスマホやタブレットをそこに接続すれば、家族全員がインターネットを使えます。

外出先やキャンプ、車での移動中など、Wi-Fiがない場所で効果を発揮します。
ポケットWi-Fi(モバイルルーター)を別に契約するより、費用を抑えられる場合もあります。
povoはモバイルルーターで使える?
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テザリングを使う際の注意点
便利な方法ですが、制約もあります。
- 親のスマホの電池が急速に減る
- 親のスマホが近くにないと使えない
- 接続する端末が増えるほど速度が落ちる
- 消費するのは親の回線のデータ
特に電池の消耗は無視できません。
長時間テザリングを続けるなら、モバイルバッテリーの用意が必要になります。
常時使うには向かない理由
テザリングは一時的な共有には向いていますが、日常的な運用には課題があります。
親が外出すれば、家に残った家族はインターネットを使えなくなります。
子どもが学校で使いたいときも、親のスマホがなければ意味がありません。
つまり家族が同じ場所にいる場面に限られる方法です。
常時データを分け合いたいなら、シェア機能のある他社を検討したほうが現実的でしょう。
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プロモコードを家族に渡す方法もある
プロモコードとは何か
もうひとつ、間接的な方法があります。
povoではキャンペーンなどでプロモコードが配布されることがあります。
このコードを入力すると、データボーナスを受け取れる仕組みです。
自分が使わないコードを家族に伝えれば、家族のアカウントでデータを使えます。
入手できる場面が限られる
ただし、いつでも使える方法ではありません。
プロモコードが手に入るのは、キャンペーンやギガ活といった限られた場面だけです。
配布の時期も内容も不定期なので、当てにすることはできません。
また有効期限が設けられていることが多く、渡しても使い忘れる可能性があります。
プロモコードは有料トッピング扱いにならない
つまりプロモコードを使っても、後述する180日ルールのカウントはリセットされません。
データはもらえても、回線の維持にはつながらないということです。
家族に渡す場合も、この点を伝えておく必要があります。
「プロモコード」の使用により適用される「データボーナス」は有料トッピング購入扱いにはなりません。
出典:povo2.0 FAQ
シェアできない前提でpovoを家族で使う考え方
全員が個別にトッピングを買う
家族それぞれが自分の使う分だけトッピングを購入します。
シェアはできませんが、使わない人の分を払わずに済むという利点があります。
| 家族構成 |
トッピング |
月額 |
| 父 |
30GB |
2,780円 |
| 母 |
3GB |
990円 |
| 子ども2人 |
各3GB |
1,980円 |
| 合計 |
ー |
5,670円 |
使う量に応じて調整できるのが、povoならではの柔軟さです。
使う人と使わない人で契約を変える
もっと極端な使い分けもできます。
データをよく使う人は大容量トッピングを購入し、あまり使わない人は最小限に抑えるという形です。
トッピングがない状態でも通話とSMSは使えるため、連絡手段としては機能します。
ただし通信速度は最大128kbpsに制限されるので、Webの閲覧も厳しくなります。
0円のまま放置すると回線が止まる
トッピングを買わない状態が続くと、povoでは回線そのものが使えなくなります。
povoには180日間トッピングを購入しないと利用停止になる仕組みがあるためです。
povoの公式FAQには、以下の条件で事前に通知のうえ順次利用停止すると書かれています。
以下の期間内に有料トッピングのご購入がない場合は、事前に通知のうえ順次利用停止いたします。
- SIMの有効化(開通)から180日間
- 購入したトッピングの有効期限が切れて、いずれの有料トッピングも未適用の状態となってから180日間
出典:povo2.0 FAQ
つまり完全に0円で維持し続けることはできません。
あまり使わない家族の回線でも、半年に1回はトッピングを買う必要があります。
何ヶ月で自動解約される?
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自宅にWi-Fi環境があれば負担は小さい
シェアできないことの影響は、環境によって変わります。
自宅に光回線やホームルーターがあれば、家では全員がWi-Fiを使えます。
モバイルデータを使うのは外出中だけになるため、必要なギガは大きく減ります。
その場合、シェア機能の必要性そのものが下がるでしょう。
逆に自宅にWi-Fiがない家庭では、povoの家族利用は割高になりやすくなります。
povoには家族割引サービスが存在しない
povoには家族割引サービスが存在しません。
光回線やホームルーターなど、固定回線とのセット割もpovoにはありません。
つまり家族で何回線契約しても、料金は変わらないということになります。
基本料0円という仕組み上、割引の対象がない
povoの基本料は0円です。
家族割引とは月額料金から一定額を引く仕組みなので、そもそも引く対象がありません。
他社が家族割引で550円引いたとしても、0円より安くはならないという構図です。
povoを家族で使う場合の注意点
180日ルールを人数分管理する必要がある
povoには、有料トッピングを一定期間購入しないと利用停止になる仕組みがあります。
180日間以上有料トッピングの購入等がない場合、利用停止、契約解除となることがあります。
出典:povo2.0公式サイト
この管理を回線ごとに行う必要があります。
父の回線でトッピングを買っても、子どもの回線のカウントはリセットされません。
家族4人なら、4回線分の期限を把握しておくことになります。
トッピングのみ購入が続くとpovoから利用停止日の予告メールが届く

連絡手段を失う可能性がある
利用停止になれば、電話もSMSも使えなくなります。
その後30日以内にトッピングを買わなければ、契約解除で電話番号も失われます。
子どもや高齢の家族の回線が止まった場合、連絡が取れなくなるという事態も起こり得ます。
基本料0円で維持できる代わりに、この責任は利用者が負うことになります。
自分では管理できない家族には向かない
こうした家族の回線は、管理する人が代わりに面倒を見る必要があります。
- 小学生や中学生の子ども
- スマホの操作に不慣れな高齢の家族
- アプリの通知を見落としやすい人
アカウントが分かれているため、代わりに操作するにはログイン情報の共有が必要です。
手間を考えると、家族向けの割引があるサービスのほうが合っている場合もあります。
リスクを減らす運用方法
対策も紹介しておきます。
- 長期トッピングを買って期限を延ばす
- 家族全員の期限を1つのカレンダーで管理する
- 自動継続される通話トッピングを契約する
- 子どもの回線だけ別のサービスにする
365日間のトッピングを買えば、有効期限が切れるまでカウントが始まりません。
年に1回の管理で済むため、手間を大きく減らせます。
povoが向いている家族
自宅にWi-Fi環境がある
家では光回線やホームルーターを使い、外出中だけモバイルデータを使う家庭です。
必要なギガが少なくて済むため、シェアできないことの影響が小さくなります。
基本料0円という強みを最大限に活かせる使い方です。
家族全員が自分で管理できる
アプリの操作に慣れていて、期限を把握できる家族なら安心です。
それぞれが自分の使う分だけトッピングを買えば、無駄のない運用ができます。
データの使用量に差がある
父はよく使うが母はほとんど使わない、といった家庭に向いています。
他社の家族プランでは全員が同じ料金になりがちですが、povoなら個別に調整できます。
結果として、シェアするより安く済む場合もあります。
povoが向いていない家族
常にギガを分け合いたい
テザリングは同じ場所にいる場合しか使えません。
離れた場所にいる家族とデータを共有したいなら、シェア機能のあるサービスが必要です。
小さな子どもや高齢の家族がいる
180日ルールの管理を自分でできない家族には向きません。
回線が止まって連絡が取れなくなるリスクを考えると、慎重に判断すべきです。
その回線だけ別のサービスにするという選択もあります。
自宅にWi-Fi環境がない
家でもモバイルデータを使う家庭では、必要なギガが大きく増えます。
家族全員が大容量トッピングを買うことになり、割高になる可能性があります。
この場合は定額のプランを比較したほうがよいでしょう。
手続きの手間を避けたい
povoは家族の回線数だけメールアドレスとアカウントが必要です。
契約も管理も回線ごとに分かれるため、まとめて手続きすることができません。
店頭での相談もできないので、すべて自分で対応することになります。