基本料金0円で必要な時だけデータ通信を買えるpovoは、スマホ用の回線だけでなく、モバイルルーター代わりに使えないか気になっている人も多いはずです。
povo2.0は基本料0円

この記事では、通話+データプランとデータ専用プランそれぞれの場合に分けて、モバイルルーターでの使い方や対応機種、料金、海外利用の可否まで詳しく解説します。
目次
povoはモバイルルーター代わりに使えるのか
結論としては、au回線に対応したSIMフリーのモバイルルーターを用意すればほとんどの場合問題なく使えます。
ただし、公式のサポート体制には注意が必要です。
この記事のまとめ
povoでモバイルルーターは使えるのか?
- povo2.0が動作確認済みのモバイルルーターは「+F FS050W」と「+F FS040W」のみ
- 正式に動作確認されていないモバイルルーターでも、au回線に対応・SIMフリーの機種であれば問題なくpovo回線が使えることが多い
- povoでモバイルルーターを使うなら、多くのモバイルルーターが対応するnano-SIMサイズのSIMカードが発行できる通話+データプランがおすすめ
povoの通話+データプランが使えるモバイルルーターの条件
- au回線に対応している。au回線のバンドを搭載している
- SIMフリー状態
- nano-SIMサイズのSIMカードスロットを搭載している
povoのデータ専用プランが使えるモバイルルーターの条件
- au回線に対応している。au回線のバンドを搭載している
- SIMフリー状態
- eSIMに対応している
モバイルルーター用の回線にpovoを選ぶメリット
- 月額料金0円で必要な時だけ課金して使える
- 通話+データプランを選べば海外データトッピングを必要な分だけ購入して現地で使える
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povoが使えるモバイルルーターの選び方と対応機種
povo2.0が公式に動作確認済みのモバイルルーター
povo2.0公式で動作確認が完了しているモバイルルーターは以下となります。
| 機種名 |
動作確認状況 |
+F FS050W
(富士ソフト株式会社) |
|
+F FS040W
(富士ソフト株式会社) |
|
逆に言えば、これ以外のモバイルルーターは、公式サポートの対象には含まれていません。
富士ソフトの+F FS050W

- au回線(povo回線)のバンドに対応
- SIMフリー
- nano-SIMサイズのSIMカードに対応
- eSIMに対応
- 5G回線に対応
+F FS050Wの公式サイトを見る
富士ソフトの+F FS040W

- au回線(povo回線)のバンドに対応
- SIMフリー
- nano-SIMサイズのSIMカードに対応
- eSIMに非対応
- 5G回線に非対応(4G回線のみに対応)
+F FS040Wの公式サイトを見る
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公式に動作確認しているのはスマホ・タブレットが中心
povoが公式に動作確認を行っているのは、スマホやタブレットなど、単独でネットやアプリの操作ができる端末がほとんどです。
モバイルルーターやホームルーターについては、大半の機種で動作確認が行われていません。
実際には多くのモバイルルーターで利用できている
povoの回線はauの回線網を使っているため、公式のサポート対象ではないものの、au回線に対応したモバイルルーターであれば、周波数帯(バンド)が一致していることから問題なく通信できるケースが多く報告されています。
povoが使えるモバイルルーターの条件
- au回線が使用する主要なバンドに対応している
- SIMフリー状態(SIMロックが掛かっていない)
- nano-SIMサイズのSIMカードスロットを搭載している
実際に、多くのユーザーがブログやSNSで動作報告をしており、SIMを差し込むだけで使えたという声も少なくありません。
ただし、動作するかどうかは機種ごとに差があり、正常に通信できないというトラブル報告もあるため、購入前の下調べは欠かせません。
povo回線で使うためのモバイルルーターの選び方
公式サポートがない中でルーターを選ぶ際は、次のポイントを確認すると失敗を避けやすくなります。
- 「au回線対応」かつ「SIMロックフリー」と明記されている機種を選ぶ。
- 対応する周波数帯(バンド)に、auやpovoが使用しているバンドが含まれているか確認する。
- SIMサイズがnano-SIMのスロットを備えているか確認する。
- 購入前に、同じ機種でpovoやau系SIMを使った動作報告がないか、レビューやブログ記事を検索してみる。
- できるだけ返品・返金に対応している販売店で購入し、動作しなかった場合に備えておく。
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5G対応ルーターを選んだほうがいいか
povoの回線はau網の5Gにも対応しているため、5G対応のモバイルルーターを選べば、対応エリアではより高速な通信が期待できます。
動画視聴やオンライン会議など、データ量の多い使い方をする予定があるなら、5G対応ルーターを選んだほうが快適に使えるでしょう。
一方、メールやSNS中心の軽い使い方であれば、4G対応の安価なルーターでも十分対応できます。
povo通話+データプランのSIMをモバイルルーターで使う
ここでは、通話+データプランのSIMカードをモバイルルーターに差し込んで使う場合について詳しく見ていきます。
nano-SIMを差し込むだけで使える仕組み
povoの通話+データプランでは、nano-SIMサイズの物理SIMカードを発行することができます。
通話+データプランを選択

SIMタイプでSIMカードを選択

povoの通話+データプランを契約した際に、eSIMを選択して発行してしまった人も、povoアプリ上でSIMカードの再発行を申し込むことで、SIMカードを郵送してもらうことができます。
SIMカードの再発行手順
- povo2.0アプリにログイン
- 左上の人マークをタップ
- 契約管理をタップ
- SIM再発行・交換の申込・SIM端末変更をタップ
- 案内画面に従って本人確認を行い、SIMカードの再発行を申し込む
- 契約者の住所宛にpovoのSIMカードが郵送される
最近のモバイルルーターの多くはnano-SIMスロットを備えているため、対応機種であればSIMカードを差し込むだけで通信が始まります。
APN設定が必要な場合もありますが、au系のSIMに対応したルーターであれば、設定自体は難しくありません。
通話・SMS機能はルーターでは使えない
モバイルルーターには、音声通話の発着信やSMSの送受信を行う機能自体がありません。
通話+データプランのSIMを差し込んでも、電話をかけたり、SMSを受信して内容を確認したりすることはできず、データ通信の機能だけが使われる形になります。
通話+SMS付きプランをルーターで使うデメリット
通話+データプランを選んでもpovoの基本料金は0円のため、データ専用プランと比べて費用面で差はありません。
ただし、契約している電話番号にSMSが届いても、ルーター側では内容を確認する手段がないため、その番号を本人確認や2段階認証などに使いたい場合は不便になります。
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povoデータ専用プラン(eSIM)をモバイルルーターで使う
次に、電話番号を持たないデータ専用プランをモバイルルーターで使う場合について見ていきます。
データ専用プランはeSIM専用で物理SIMは発行されない
povoのデータ専用プランは、eSIMのみで提供されており、物理的なSIMカードは発行されません。
データ専用プラン

そのため、SIMカードを差し込むタイプのモバイルルーターでは、そもそも利用することができません。
eSIM対応ルーターであれば理論上使える
市販されているモバイルルーターの中には、eSIMに対応した機種も存在します。
富士ソフトの「+F FS050W」「+F FS045W」などがその代表例です。
これらの機種であれば、povoのデータ専用プランのeSIMプロファイルを読み込ませることで問題なく利用できるでしょう。
povo対応機種に含まれるeSIM対応モバイルルーター
「+F FS050W」は、5G回線とeSIMに対応する高性能なモバイルルーターです。
「+F FS050W」はpovoが公式に対応機種として動作確認済みのため、povo回線のeSIMを使用するモバイルルーターとして最適です。
富士ソフトの+F FS050W

- au回線(povo回線)のバンドに対応
- SIMフリー
- nano-SIMサイズのSIMカードに対応
- eSIMに対応
- 5G回線に対応
+F FS050Wの公式サイトを見る
eSIM対応ルーターの選択肢は少ない
日本国内で購入できるeSIM対応のモバイルルーターは、物理SIM対応の機種に比べてまだ選択肢が限られています。
価格も物理SIM対応機種より高めに設定されていることが多く、手軽に試すことが難しいです。
通話+データプランを選んだほうが無難な理由
モバイルルーターでの利用を前提にするなら、通話+データプランを選んでnano-SIMを発行してもらったほうが、対応機種の選択肢が広く、トラブルも少なくなります。
データ専用プランは電話番号を持たないという特徴に魅力を感じる人もいますが、ルーター用途に限って言えば、対応機種の少なさというデメリットが目立ちます。
よほどeSIM対応ルーターを使いたい事情がない限り、通話+データプランを選んでおくほうが無難です。
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モバイルルーターの契約にpovoを選ぶメリット
数あるモバイルルーター向けの通信プランの中で、povoを選ぶメリットを整理します。
月額基本料0円で必要な時だけ課金できる
povoの最大の特徴は、月額基本料金が0円で、データ通信が必要な時だけトッピングを購入する仕組みです。
出張や旅行などで一時的にモバイルルーターを使いたい場合、使わない月は費用がかからず、必要な時だけ課金するという柔軟な使い方ができます。
大量のデータ通信でもトッピング次第で割安になる
表の通り、データ容量が大きいトッピングほど、1GBあたりの単価は安くなる仕組みです。
| トッピング |
データ容量・期間 |
料金(税込) |
| データ追加1GB |
7日間 |
390円 |
| データ追加3GB |
30日間 |
990円 |
| データ追加5GB |
30日間 |
1,380円 |
| データ追加30GB |
30日間 |
2,780円 |
| データ追加90GB |
90日間 |
7,980円 |
| データ追加180GB |
180日間 |
14,880円 |
※povoにはこのほかにも多くの種類のデータトッピングが用意されています。
180GB(180日間)のトッピングであれば、1GBあたり約83円という計算になり、まとめてデータ通信を使う予定があるなら、こうした大容量トッピングを選んだほうが経済的です。
ルーターで動画視聴やオンライン会議を頻繁に行う予定があるなら、あらかじめ大容量トッピングを購入しておくとよいでしょう。
データ無制限で使うことはできるのか
povoには、月額固定で使い放題になるような完全なデータ無制限プランは用意されていません。
一方で、「データ使い放題(7日間×12回分)」9,834円のような、長期間のデータ無制限トッピングが用意されています。
特定の日だけ大量にデータを使いたい場合は、6時間や24時間データ無制限になるトッピングも用意されています。
データ使い放題
6時間 |
250円/1回 |
データ使い放題
24時間 |
330円/1回 |
データ使い放題
7日間×12回分 |
9,834円/12回分セット |
※povoにはこのほかにも多くの種類のデータトッピングが用意されています。
povoの通話+データプランを設定したルーターは海外でも使えるのか
出張や旅行先でモバイルルーターを使いたい人にとって、海外利用の可否も気になるポイントです。
海外データトッピングを購入すれば利用可能
povoの海外ローミングは160以上の国・地域でデータ通信に対応しており、この仕組みはSIM(回線)自体に紐づくものです。
通話+データプランのSIMをルーターに設定している場合、povo2.0アプリから渡航先に対応した海外データトッピングを購入すれば、ルーター経由でも海外でのデータ通信が利用することができます。
しかし、海外でモバイルルーターを使用する場合、は渡航前に必ず以下について確認してください。
- 海外への持ち込みに電波法上適合しているルーターなのか
- 渡航先の国や地域のキャリアで使用されている対応バンドに適合するルーターなのか
国内用のデータトッピングは海外では使えないため、渡航前に渡航先の国や地域向けのデータトッピングを購入しておきましょう。
povoアプリから海外データトッピングを購入できる

データ専用プランは海外では使えない
一方、povoのデータ専用プランは、海外ローミングの対象外とされています。
海外データトッピングもデータ専用プランでは購入できない仕様になっているため、海外でモバイルルーターを使う予定がある場合は、通話+データプランを選んでおく必要があります。
モバイルルーターではなくスマホのサブSIMにする場合との比較
ここまでモバイルルーターとしての使い方を見てきましたが、スマホのサブSIMとしてpovo回線を設定する方法との違いも比較しておきます。
自宅・屋外での利便性の違い
モバイルルーターは、複数のデバイス(パソコン、タブレット、他のスマホなど)を同時にWi-Fi接続できる点が強みです。
家族や複数の端末でデータ通信を共有したい場合には向いています。一方、スマホのサブSIMとして設定する場合は、そのスマホ1台の中でデータ通信を切り替えて使う形になり、複数端末で同時に共有することはできません。
持ち歩く機器を1つ減らしたい人にはサブSIM運用のほうが身軽です。
メインSIMにわいも、サブSIMにpovoを設定した例

海外で使う場合の違い
海外利用に関しては、どちらの方法でも通話+データプランであれば海外データトッピングを購入して利用できる点は共通しています。
ただし、モバイルルーターであれば複数の端末をまとめて海外の回線につなげられるのに対し、サブSIM運用ではそのスマホ単体でしか海外データ通信を使えません。
複数のデバイスを海外で使う予定があるなら、モバイルルーターのほうが便利です。
どちらを選ぶべきか
パソコンやタブレットなど複数の端末を同時に使いたい人、あるいは家族で1つの回線を共有したい人にはモバイルルーターが向いています。
一方、荷物を増やしたくない人や、スマホ1台の中でメインとサブの回線を切り替えて使いたい人には、サブSIM運用のほうが手軽です。用途と持ち歩く端末の数を基準に選ぶとよいでしょう。
よくある質問
povoのSIMをホームルーター(自宅用)で使うこともできますか?
povo公式ではホームルーターの動作確認も行っていませんが、au回線対応のホームルーターであれば、モバイルルーターと同様に動作するケースが多く報告されています。
ただし自己責任での利用になる点は変わりません。
ルーターにpovoのSIMを入れたら、テザリングのように使えますか?
はい。モバイルルーターにSIMを入れて使う仕組み自体が、povoの回線をWi-Fi経由で他の端末に共有するものなので、スマホのテザリングと似た使い方ができます。
ルーターを使えば、スマホ本体の電池を消費せずに複数端末を同時に接続できる点がメリットです。