povoは128kbpsのトッピングなしの状態で電話・LINE通話はできるのか?

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povoはデータトッピングを購入しない場合、最大で128kbpsの低速スマホ回線として使えます。

データトッピングの料金を払わなくても、電話やLINE通話、LINEビデオ通話はできるのでしょうか。

povoは基本料0円

この記事のまとめ

  • トッピングなしのpovo2.0はデータ通信が送受信最大128kbpsになる
  • 通話+データプランなら、スマホの標準電話アプリを使った電話機能は問題なく使える。料金は30秒22円で着信は無料
  • au VoLTEの電話回線は128kbpsの速度制限の対象にならないので、電話時の通話音質は落ちない
  • LINEの音声通話はつながるが音質は不安定、ビデオ通話はほとんど使い物にならない
  • データ専用プランは電話もSMSも使えず、eSIMのみで契約時に初回トッピングが必要

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    目次

    トッピングなしのpovoで使えるものと使えないもの

    128kbps回線で使える機能を一覧で確認

    使いたいこと トッピングなしで使える? 理由
    電話の発信・着信
    • 使える

    ※通話+データタイプのみ

    電話回線は
    データ通信とは異なる
    SMSの送受信
    • 使える

    ※通話+データタイプのみ

    SMS通信は
    データ通信とは異なる
    LINEのメッセージ
    • 使える
    文字は
    データ量が小さい
    LINEの音声通話
    • つながるが不安定な場合も
    128kbps制限で
    通話が不安定になる
    場合がある
    LINEのビデオ通話
    • 厳しい
    128kbps制限で
    映像を送れない

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    データ通信速度が送受信最大128kbpsに落ちる

    povo2.0はデータトッピングを買わなければ基本料0円で使えますが、そのぶん通信速度が制限されます。

    データ容量が0GBとなった場合、通信速度が送受信最大128kbpsとなります。

    出典:利用可能データ量を消費し、速度が遅くなった場合、どうすれば速度が戻るか知りたい|povo2.0 FAQ

    トッピングを買っていない場合も、使い切った場合も同じ速度になります。

    povoアプリの残量が0.00GBになっている場合、通信速度が最大128kbpsに制限されている。

    128kbpsでも電話機能は問題なし。通話音質にも影響しない

    同じ「話す」でも、電話とLINE通話では仕組みがまったく違います。

    電話は通話料を払って使うもので、LINE通話はインターネット回線を使うものです。

    そのため128kbpsという速度が影響するのはLINE通話だけで、電話は影響を受けません。

    スマホの標準電話アプリを使った通話は速度制限の影響を受けない

    LINE音声通話は可能だが品質は低下する

    LINEの音声通話に必要な最小帯域は、26kbps程度(5G通信の場合)とされています。

    LINEと同一の技術仕様のLINE WORKSヘルプセンターにおいて、5G通信時の音声通話の最小帯域は26kbps以上と明記されています。

    通話で必要となる帯域幅やデータ通信量の目安を知りたいです | LINE WORKS ヘルプセンター

    128kbpsの制限下でも、この目安を上回っているため通話自体は可能ですが、速度制限がない状態と比べると通話品質は下がります。

    重要な通話をする際は、可能であればWi-Fi環境を使うか、データトッピングを購入したほうが安心です。

    ビデオ通話はできない可能性が高い

    ビデオ通話は音声に加えて映像のデータも送受信するため、128kbpsでは遅延や画質の低下が起きやすく通話は難しくなります。

    LINEと同一の技術仕様のLINE WORKSヘルプセンターにおいて、5G通信時のビデオ通話の最小帯域は176kbps以上と明記されています。

    ビデオ通話を頻繁に使う予定がある場合は、トッピングを購入して速度制限のない状態で利用することをおすすめします。

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    電話はデータトッピングなしでもかけられる

    電話の料金は30秒22円で、着信は無料

    通話+データプランの国内通話料は、公式に30秒あたり22円と定められています。

    この料金表にはデータトッピングを買っているかどうかという条件はありません。

    着信には料金がかからないため、電話を受けるだけなら0円のまま使えます。

    au VoLTEの電話はデータ通信量が加算されない

    povo2.0はau回線を使っており、電話はau VoLTEの仕組みで運ばれます。

    au VoLTEはKDDIが2014年に提供を開始したサービスで、LTEの高速データ通信ネットワーク上で音声通話を実現する技術です。

    VoLTEを利用した通話は従来の通話同様、通話料として料金が加算されるためデータ通信量は加算されません。

    出典:au VoLTE(ボルテ)|au

    一般的なデータ通信とは別の、電話専用の仕組みなので、128kbpsの制限がかかっていても電話の音質には関係しません。

    au VoLTE対応機種同士がauの4G LTEエリア内にいる場合は高音質での通話になります。

    編集部が実際に試した結果

    編集部でも通話+データプランをデータトッピングなしの状態で使っています。

    実際に通話してみた

    日常的な発信と着信に支障はなく、相手の声も明瞭に聞こえました。

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    SMSも送受信できる

    国内SMSは送信が1通3.3円(70文字まで)で、受信は無料です。

    実際にSMSを送受信

    こちらもデータトッピングの有無で料金は変わりません。

    LINE通話とLINEビデオ通話は128kbpsでどこまで使えるか

    LINE通話はインターネットを使うので速度の影響を受ける

    LINEの音声通話とビデオ通話は、電話回線ではなくインターネット回線を通ります。

    つまり128kbpsという速度制限の中で音声や映像をやり取りすることになります。

    LINEは、LINE通話に必要な通信速度を公式に明記していません。

    128kbpsは1分あたり約0.96MBしか運べない

    128kbpsを1秒あたりに直すと16KBで、1分では約0.96MBです。

    音声通話であればこの速度でも通話できる場合がありますが、声が遅れて届いたり、音質が不安定になりやすい速度です。

    編集部が128kbpsでLINE音声通話を試した結果

    編集部が通話+データプランのトッピングなしの状態でLINEの音声通話を試したところ、発信自体はつながりました。

    ただし音質は電話に比べて明らかに劣り、途切れることもあって安定しませんでした。

    電波の強さや基地局の混雑具合によって結果は変わるため、常に同じ品質になるとは限りません。

    LINEビデオ通話はできないと考えた方が良い

    ビデオ通話は音声に加えて映像を途切れずに送り続ける必要があります。

    1分あたり約0.96MBというデータ転送ペースでは追いつかず、ビデオ通話を128kbps制限の中で行うことは不可能です。

    ビデオ通話をするなら、Wi-Fiにつなぐかデータトッピングを買うのが現実的です。

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    「通話+データ」と「データ専用」では使える機能が違う

    データ専用タイプを選ぶと電話もSMSも使えない

    povo2.0には通話+データタイプとデータ専用タイプの2つのベースプランがあります。

    2つのベースプラン

    データ専用タイプを選んだ場合、電話・SMS機能は一切利用できません。

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    データ専用はeSIMのみで後からプラン変更やMNP乗換もできない

    データ専用プランはeSIMだけの提供で、SIMカードは選べません。

    MNP乗換や海外ローミング、au ID連携も利用できず、契約時に初回トッピングの購入が必要です。

    あとから通話+データタイプへプラン変更することもできないため、電話を使う予定があるなら最初から通話+データを選んでください。

    2つのプランの違いを表で比較

    ベースプラン 通話+データタイプ データ専用タイプ
    国内通話 30秒22円
    着信は無料
    利用できない
    国内SMS 送信3.3円/通
    受信は無料
    送信・受信とも
    利用できない
    SIMの種類 eSIM
    SIMカード
    eSIMのみ
    MNP乗換 できる できない
    契約時の条件 なし 初回トッピングの
    購入が必要

    どちらのプランも基本料は0円で、データ残量が0GBのときは最大128kbpsになる点は共通です。

    電波が悪くて電話やLINE通話が使えないときの対処法

    端末を再起動して電波をつかみ直す

    速度の問題ではなく電波そのものをつかめていない場合は、速度を上げても解決しません。

    povo公式も、SIMの切り替えやソフトウェア更新のあとは端末の再起動を案内しています。

    まずは再起動を試し、それでも改善しなければ次の項目を確認してください。

    5G SAに切り替えたあとにつながらなくなった場合

    povo2.0では5G SA(Stand Alone)に対応していますが、切り替え後に通信できなくなることがあります。

    5G SA対応端末でも、ソフトウェアのバージョンが古い場合は通信できないことがあります。

    出典:5G SA(Stand Alone)に変更したら通信できなくなりました|povo2.0 FAQ

    povo2.0が案内している確認の順番は次のとおりです。

    手順 確認すること
    1 使っている端末が
    5G SA対応かを確認する
    2 iPhoneは5G SA用eSIMが
    オンになっているかを確認する
    3 5G SAがオンかを確認する
    4 端末ソフトウェアを
    最新版に更新する
    5 端末を再起動する
    6 改善しなければ
    povoサポートに問い合わせる

    iPhone 13シリーズ以前とiPhone SEは5G SAに対応していません。

    それでも直らないときはpovoサポートに問い合わせる

    povo2.0はオンライン専用のサービスのため、問い合わせの窓口はチャットが基本です。

    端末の設定を見直しても改善しない場合は、早めに問い合わせたほうが解決が早くなります。

    電話とLINE通話では買うべきトッピングが違う

    povo2.0のトッピングは通話トッピングとデータトッピングに分かれており、互いの代わりにはなりません。

    電話代を抑えるのは通話トッピング

    電話の料金を抑えたいときに買うのは通話トッピングです。

    通話トッピング購入画面

    短い電話を何度もかけるなら5分以内通話かけ放題の550円、長く話すなら通話かけ放題の1,650円があります。

    通話トッピングを買ってもデータ通信の速度は128kbpsのままで、LINE通話が快適になるわけではありません。

    なお通話トッピングはデータ専用プランでは利用できません。

    LINE通話を安定させるのはデータトッピング

    LINEの音声通話やビデオ通話を安定させたいときに買うのはデータトッピングです。

    データトッピング購入画面

    LINE通話はインターネット回線を使うため、128kbps制限が解除されて、通信速度が上がれば品質も改善が期待できます。

    反対に、データトッピングを買っても電話の通話料は30秒22円のまま変わりません。

    通話トッピングとデータトッピングのどちらを買えばよいか

    やりたいこと 買うトッピング 料金の目安
    電話を長くかけたい
    • 通話トッピング
    550円または
    1,650円
    LINEの音声通話を
    安定させたい
    • データトッピング
    250円から
    LINEのビデオ通話を
    したい
    • データトッピング
    250円から

    電話だけを使うなら、データトッピングを買わずに0円のまま維持することもできます。

    低価格なデータトッピングを一覧で比較

    最も安いのはデータ使い放題(6時間)の250円で、LINEのビデオ通話を短時間だけ使いたいときに向いています。

    使い放題トッピングは、ネットワークの混雑時や動画・クラウドゲームの利用時に速度が制限される場合があります。

    トッピング名 料金 向いている場面
    データ使い放題
    (6時間)
    250円 短時間だけ
    速度が欲しい
    データ使い放題
    (24時間)
    330円 1日じっくり使う
    データ追加1GB
    (7日間)
    390円 1週間だけ
    少し使う
    データ追加3GB
    (30日間)
    990円 1カ月をこれで
    まかなう

    料金は2026年9月18日時点のデータトッピング一覧(レギュラー)にもとづいています。

    トッピングを購入しないで放置すると利用停止になる

    180日間、有料トッピングの購入がないと順次利用停止

    povo2.0をトッピングなしで使い続けられる期間には上限があります。

    povo2.0のSIMを有効化した日以降の各日から遡って180日間に、有料トッピングのご購入がない場合、順次利用停止させていただきます。

    出典:povo2.0|基本料ゼロから始めるau回線のスマホプラン

    128kbpsのまま使い続けるつもりでも、半年に一度はトッピングを買う必要があります。

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    通話+データは電話の料金などが660円を超えていれば対象外

    通話+データプランには自動解約を回避できる条件があります。

    その180日間に、国内通話料と国内SMS利用料などの従量料金の合計が税込660円を超えていれば、利用停止の対象外です。

    電話をよく使う人なら、トッピングを買わなくても条件を満たせる場合があります。

    利用停止から30日で契約解除になる

    利用停止後も30日間トッピングの購入がなければ、契約が解除されます。

    利用停止や契約解除の前には、登録したメールアドレスまたはSMS宛に通知が届きます。

    電話番号を残したい場合は、通知を見逃さないようにしてください。

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